このページは、嶋田さんの周りの中国人の学生さんが、その目撃情報をレポートしてくれたものです。管理人はその真偽を確かめる方法がありませんが、私の理解している嶋田さんとほぼ一致しているので真実と思われます。尚、今回のレポーターは日本語が非常に上手なので、管理人は一切手直しをしていません。

レポーター:ゲンちゃん

嶋田さんのスピーチの様子
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人の人生というものは、色々たいへんな困難が多々ありますが、どうか御主人と力を合わせて幸せなご家庭を築きあげていかれることを願っております。
ーー嶋田さんからの祝辞
〈ゲンちゃんの結婚式にて〉

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頂屋カレーのメニューには「純子かけご飯」というのがある。清々しい少女の名前をかけご飯の名にするのはどうなのかな。純子さんは嶋田さんの初恋…じゃなくて、学生時代の同級生で、彼の片思いだった。また、武漢では、ある若い女性と1年間以上同棲したことはあるが、71才の彼は結婚したことは一度もない。これからも結婚する気はないという。もしかして恋の面において満身創痍になって諦めたのかと思うかもしれませんが、違います。
バーナードショーは「出来るだけ早く結婚することは女のビジネスであり、出来るだけ結婚しないでいることが男のビジネスである」と言った。嶋田さんも、家庭というなまぬるい牢獄の中で、住宅ローンや子供の将来などの名目でむち打たれてあくせく働くことが嫌いです。時間とお金はやはり本や旅行に費やしたい。女房に操縦されるよりも様々な女性との付き合いを楽しみたい。「君子危うきに近寄らず」とは孔子らしい平俗な教訓だが、独身を徹することで彼の自由が確保されたのだ。
嶋田さんが一番モテたのは幼稚園のころだった。女の子たちは「孝ちゃん」、「孝ちゃん」と呼んでかわいがってくれたそうだ。彼は若かったころ、ずいぶん海外旅行を堪能した。ニューヨークに行った時、ステファニーというブロンド美人と親しくなった。この異国女性は画商で、今でも嶋田さんと文通をしている。二年前、ステファニーがあまりに恋しいゆえ、武漢で「ステファニー熱乾麺」という料理を店で出した。熱乾面とは武漢の名物で、ごまソースなどをいっぱいかけたスープのない麺だ。地元の人たちの朝ご飯の定番だが、ブロンドの名前をこの黒っぽい熱乾麺につけるのはどうなのかな。

熱乾麺

それはいいとして、とにかく嶋田さんは天を衝く意気で「ステファニー熱乾麺」をもって、街角で売れている安スパゲッティと勝負したかった。残念だが、売れ行きがかんばしくなく、二ヶ月でメニューから消えた。今でも、嶋田さんは時々純子さんの夢を見る。純子さんはいつも学生時代の姿のままです。「あなたも一人ですか」とやさしく話しかけてくるそうだ。

スピーチ直前の嶋田さん