中国の纏足の文化について、現代では肯定的な意見は私が知る限り見つけることができない。嶋田さんも同じく纏足に否定的な立場で資料をまとめて、最後に、「現代の日本社会も100年後、200年先の人から見たらどうなんでしょう」と締めくくっている。現代社会に批判的な嶋田さんらしい感じ。

ただ、「存在するものは合理的である」という原則に基づいて考えるなら、纏足も何らかの存在理由というか、合理的な理由がなかったものかと考えたくなる。けれど、私には見つけることはできない。何とも不思議な風習である。

ちなみに、纏足は、当時の政府が何度禁止令を出しても、田舎の方ではその文化は根強く、最終的には1970年代の文化大革命まで存在していたよう。なので、現在の70歳以上の老人には未だに纏足を見ることができるのだそう。

纏足01
纏足02
纏足03
纏足04